●自動車の解体抹消について

廃車と言う言葉はよく目にしますが、ところで廃車とは一体どういう内容を指すのでしょうか。廃車の意味をよく理解したければ、道路運送車両法という法律にそれが詳しい定義として明記されていますので、それを紐解いて見てみるといいでしょう。道路運送車両法にある「抹消登録」という条項を見ると、廃車とは「陸運局(軽自動車検査協会)に自動車のナンバープレートを返納して検査登録を抹消すること」と規定されています。ナンバープレートを返却する、とありますがこのナンバープレートは自動車の身分証明書や戸籍とも言えるべきものです。それを返却するということは、自動車としての身分がなくなると理解してもいいでしょう。従って一度ナンバープレートを返却し、この抹消登録をしてしまうと、もうそのナンバープレートの無い自動車を日本の公道で運転する事ができなくなります。
ところで一口に廃車手続き、即ち自動車の抹消登録と言ってもその内容には一時抹消登録と永久抹消登録の2種類があるのです。これについては皆さんはご存知でしたか。前者の一時抹消登録はその名の通り、一旦自動車の利用を停止するものの、その後で再び使用することを念頭に置いた手続きです。ですが一時抹消登録をした後、やはり自動車をもう使わないことにする、いわば完全な廃車にしたい、という場合に行う手続きが解体抹消(解体届け)と呼ばれる廃車手続きです。解体抹消とはつまり、先に一時抹消登録をした後に、再度自動車を使用しなくなった場合にいわば徹底的な廃車を行う際の手続きです。
以下解体抹消の手続きの流れを記しておきます。

①自治体に登録を行っている引き取り業者に自動車の引き取りと解体を依頼します。現在は法律によってリサイクル料金の支払いが義務付けられているので、それに相当する自動車リサイクル料金を今までに払っていない自動車の場合はそこでリサイクル料金を支払い、「自動車リサイクル券A券以外」を受け取ります。また自動車の解体が終わると「解体報告記録日」の連絡が自動車解体業者からあります。ここで注意しなければならないことは、必ず自治体に登録されている自動車解体業者を選ぶことです。そうでない業者、或いは最悪の場合不法業者を選ぶと、あとで必要な書類を受け取れなかったりして、不都合を生じる恐れがあります。
②必要書類を揃えます。
一時抹消登録を行った際に受け取った「一時抹消登録証明書(軽自動車の場合は自動車検査証返納証明書)」がここで必要になるので、なくさないように大切に保管しておきましょう。
③管轄部門である運輸支局に(軽自動車の場合は軽自動車検査協会)に行きます。
解体届けを提出し、廃車の申請を行います。自賠責保険を解約する場合や自動車任意保険の「ノンフリート等級」を引き継ぐ際には「登録事項証明書」が必要になりますので、それが必要な場合にはその発行手続きも合わせて行います。
④自動車税事務所(運輸局内)に行きます。
車検が1ヵ月以上残っている場合、自動車重量税の還付手続きを行います。

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Last update:2018/1/5